2010年 08月 18日
バッハのインヴェンションとシンフォニア

バッハが作曲した「インヴェンションとシンフォニア」
バッハのピアノ作品には、面白いタイトルの作品があります。
「インヴェンション」や「シンフォニア」はピアノを勉強している人ならば、
必ずといっていいほど学習する作品集です。
今年の発表会で弾く人も数人いますし、今、取り組んでいる人もいます。
ピアノコンクールでは小学校の高学年の課題曲にもなることが多いです。
「インヴェンション」には、発明や創意、工夫という意味があります。
主題(テーマ)や旋律(メロディ)を「発明」することにちなんで、
バッハはこのタイトルを付けました。
15曲からなる「インヴェンション」では、
一曲ごとに、さまざまな作曲の仕方(手法)が用いられています。
この曲集は息子のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの教育のために、
1720年頃に作曲されています。
私も小学校高学年、中学時代はこの曲集を学習しました。
この曲集が終了後は、
バッハの平均率クラヴィーア曲集を主に勉強していたように思います。
バッハの作品は楽譜を読むことも、技術的にも、難しく奥深いですが、
是非是非みなさんにもどんどん勉強していただきたいなあ。
by ahk123
| 2010-08-18 10:10
| 音楽雑学
|
Comments(0)

