2014年 02月 26日
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番


浅田真央さんのフリーの演技曲に使用された、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。
ラフマニノフがニコライ・ダーリ(精神科医)に献呈した作品で、あまりに有名なこの作品の完成の裏に、このような経緯があるとは、意外に知られていないのかもしれません。
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ラフマニノフは、前作の交響曲で酷評を受け、鬱と自信喪失となる。
創作不能となり、ニコライ・ダーリの治療を受け、徐々に回復に至る中で、この協奏曲を完成させたと言われる。この作品の大成功は、ラフマニノフの鬱とスランプを回復させた。最高傑作「ピアノ協奏曲第2番」は、自信回復に力を尽くした主治医に献呈された。
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作品の裏には、作曲者の人間らしい苦悩が、隠されています・・。

