青柳いづみこ先生の ＭＥＲＤＥ！日記

本当に大切なものは、目に見えない～

青柳いづみこ先生の春の新刊。読みごたえがありました。複数の本と同時進行で読むので、今回は読み終えるのに少し時間がかかりました。

ピアノ教育における現状・・自身のいろいろな思いを照らし合わせて、青柳先生の本を読みました。

・・情報過多・・成果主義‥等、そんな社会環境の中で、本物の養分を与えるということ、とても難しい時代になっているのでしょう。確かに知識も、目に見える成果も大切でしょう。ただ、そちらに囚われたり、偏ってしまうと、どんどん本質の部分から遠のいてしまいます。

そんな中で、もう一度原点に立ち返るということ、それを、考え続けていくということ、大切なことです。

先生の著書「ＭＥＲＤＥ！日記」の中で心に残る素敵な文章がありました。
引用させていただきます。。

「音楽をするという原点に立ち返ったとき、それは他人に勝つことではなく、
自分の心の中にしまっている一番良い部分を音に託して人に伝えること。
そのための努力なら、いくらしてもよいということを理解するのになかなか時間がかかります。」
～「ＭＥＲＤＥ！日記」より