2018年 02月 19日
本番前のメンタルトレーニング(お辞儀編)
「お辞儀」
レッスンでは、歩く練習、お辞儀、椅子に座ってから演奏に入るまで、
この一連の動きをしっかりお稽古します。
登場するときの目線や表情は、演奏者の心理状態を非常によくあらわすもので、
自信がなさそうだったり、目がウロウロしたり、
些細な動きではあっても、客席からはわかるものです。
お辞儀の後、モジモジして、髪や顔を触ったり、急いで椅子に座ったりもよく見かけます。
その後の演奏・・果たして、落ち着いてできるでしょうか??
ここで気持ちが定まっていないと、本番で心身のバランスがとれず、
演奏も思ったようにいかないことが多いように思います。
「登場から、演奏は始まっています」。
小さな子供さんだと天真爛漫に、本番も堂々とやってのける姿は良く見受けられますが、
成長と共に、本番を乗り越えるということが、大きな壁となっていきます。
特にお辞儀練習は、小さな生徒さんも、大きな生徒さんも、しっかり行うようにしています。
登場の目線、表情、演奏をどのような気持ちで、誰に伝えるか。。
様々なキーワードをもとに、お辞儀練習、頑張ってます。。
毎年、みなさん、本当にお辞儀が美しくなってきているのですけど、
すっかり忘れていることも多いので、練習は大切ですね。
お辞儀練習も、優れたメンタルトレーニングのひとつだと思っています。
(ピティナピアノステップ目前のおともだち♪おうちでも練習してみてね♡)

