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青柳いづみこ先生のコラム ~ 私の考える理想の音楽指導者(児童心理 5月号より)

素晴らしいコラムをご紹介させて頂きます。

幼少期から~、私自身もどちらかというと、人に勝つ、コンクールで勝つというより、純粋に、色々な曲に出会い、音楽に触れることに喜びを感じていたように思います。

紆余曲折ありましたが、大きな器で見守ってくれた、
子供時代、大学時代と・・ピアノの恩師に恵まれ、その力は大きかったように思います。

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故安川加壽子先生といえば、ドビュッシーピアノ作品全集ほか、数々のピアノ教本などを出版された、ピアニストであり、ピアノ教育界の大御所です。
その安川先生のピアノ教育の実践と思想・・をご紹介致します。

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(以下コラムより抜粋・・・青柳いづみこ先生のコラム
私の考える理想の音楽指導者(雑誌 児童心理 5月号掲載より)
――音楽を愛し、たゆまぬ努力ができる音楽家を育てるために


一九六四年に安川先生は、ピアノ教育についてこんなことを語っている。

「私は一人の生徒を仕上げると云った事はあまりやりません。自分の素質を自分で探し出せるように導きたいと思っております。コンクール等一つの目的の為だけには教えておりません。そして自分の素質というのは見つけ出すのがとてもむづかしいけれど、一度見つけ出したらすばらしい成長ぶりを見せるようになります」

ここには、目先の成功を求めて特定の生徒だけに肩入れすることはしない、競争原理にまどわされることなく、かかわる生徒一人一人の「素質」に合った音楽とのかかわり方を「自分で」見つけ出すように導くのがよき指導者だという先生の考え方が簡潔に示されている。

ピアノ教育界に蔓延している競争原理は、多くのピアノを学ぶ子供たちやその家族を蝕んでいる。私がピアノのけいこを開始したころには思ってもみなかったような数のコンクールやオーディションが実施され、子供たちは他人と比較され、いやというほど優越感や敗北感を味わって大きくなる。しまいには、音楽を愛しているから、ピアノが好きだから練習するのか、負けたくないから弾いているのかわからなくなる・・・・・

全文はこちら↓
青柳いづみこ先生のコラム
私の考える理想の音楽指導者(児童心理 5月号より)(全文)

by ahk123 | 2015-09-28 22:50 | リンク | Comments(0)

開講28年目のピアノ教室です。心のふれあいを大切にし、個々の特性に合わせ丁寧にレッスン致します。良質なテキストを使用し、楽しみながら継続&上達できるよう導きます。現在3歳から小中高~大学生まで在籍。レッスン場所 倉吉市伊木168-11(スーパーマルイ近く) お問い合わせ ☎️080-5237-8238


by ahk123
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