2020年 05月 08日
主体性を育む~読書、ピアノ

ピアノの上達には、何が必要か。
そして習うことで得られること。
挙げたら本当にたくさんあるけれど
今、あえて一つ選ぶとしたら、
「主体性」
そう答えるかなと思います。
自分なりに楽譜を読みこみ、
音楽という物語を
創造する力は主体性を育みます。
又物事を自分なりに考えて
選択していく力は
読書からも得られます。
私自身、子育ても、仕事も、
家庭のあれやこれやも、
過去の様々な出来事と向き合うとき、
未来を思うときも、
随分、沢山の優れた本によって
助けられました。
周りに振り回されることなく、
じっくり自分と向き合うことのできる、
読書もピアノも素晴らしいもの✨
ゲームやスマホなどの
便利な道具も
楽しいかもしれないけれど、
子供たちにはひとり静かに過ごす時間、
読書やピアノに親しむ時間も
大切にしてほしいです。
今回は、地元新聞紙にも
良いコラムが連載されていましたので、
ご紹介します。
🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾
~コロナをのりきる、心をたもつヒント①
より
児童文学作家 角野栄子さん
(魔女の宅急便の作者)
本を想像しながら読むと、
創造する力も出てきて、
何かしたくなる。
気持ちをクリエーションにもっていくと、
たとえ独りぼっちでも、
心の中はにぎやかですよ。
今は自由に外出するのも難しいけれど、
そんなふうに歩くように読書すると、
「心のジョギング」にはなると思うのよ。
すべてが、ぱっと解決する
魔法なんてないけれど、
今の状況に押しつぶされずに
考えたことは、
必ず明日の力になる。
それはそう、
一つの魔法ですよね。

